1. 商品の点数と、増える予定があるか
商品が10点前後で、当面そこから大きく増えないなら、どのサービスを選んでも大きな差は出ません。逆に、季節ごとに商品を増やしていく予定がある場合は、在庫管理のしやすさや、商品ページを量産する手間が少ないサービスを優先したほうが、後々の運用が楽になります。
ただし、自社で加工したり製造できる商品だと点数も大体わかりますが、仕入れて販売する商材だと結構まちまちです。減ることはあまりないと思うので、最大増えた時に在庫管理とともにどうするか。また、ネットショップが複数になると、別で受注管理の仕組みが必須になってきます。商品点数の増加は、ネットショップの営業窓口を増やす傾向も高くなります。とはいえ、全てを決めてスタートするのは難しいため、ざっくり7割でOKだと思います。最近はAIを使って全て一人で始める方も増えてきているようです。
2. 発送は誰が、どこから行うか
発送業務を店主お一人で担う場合と、スタッフや倉庫を使う場合とでは、必要な機能がまったく違います。配送業者との連携や、送り状の一括発行に対応しているかどうかは、意外と見落とされがちなポイントです。ここを先に決めておくと、サービス選びで迷う時間がぐっと減ります。
ちなみに私のクライアントは最初は手書きで発送伝票を書いていました。数件であれば確かにそれでも回るのですが、100件近くになってパンクしました。結局デジタルとアナログの違いは発送業務に大きく現れます。梱包したり、伝票を印刷して貼ったりという作業は、とても地味ですが、ネットショップの根幹の部分でもっとも重要です。一番おろそかにして、クレームを誘発する可能性があります。しっかりとミーティングをして、社内体制の管理と遊軍などの支援体制の役割分担をした上で、業務を進めていきましょう!
3. 今すでにあるSNSのフォロワーを活かせるか
InstagramやLINEで既にお客さまとのつながりがある場合、そこからネットショップへどれだけスムーズに誘導できるかも重要です。SNS連携のしやすさは、集客の第一歩をどれだけ楽にできるかに直結します。
お客さまからの声がダイレクトに届くため、複数人での運用をお勧めしています。クレーム対応が文字だけだったりすると、お互いにメンタルが削れてしまい、ミスを招いたり、対人関係不和の原因となったりします。フォロワー=見込み客ではあるのですが、アンチファンとなる可能性も秘めています。また、販売内容の告知を頻発に行うとネガティブなイメージが付いてしまう場合もあります。フォロワーをどうやって活かすのか?はSNSの永遠のテーマですね。比較的やりやすいのはLINEでのクーポン配布など、まずはLINE登録していただく流れです。販売圧が高くなりすぎないように、きちんとスケジュールを立てた配信設計が必要になってきます。
サービスの比較は、その後で十分?
この3つが決まっていれば、Shopify・BASEどちらが向いているかは自然と絞り込めます。まず「何を、誰が、どう売るか」を先に固める、これがネットショップ立ち上げで一番後悔しないための順番です。
とはいえ、比較しておきたいですよね?結論から言うと、経費ゼロ、リスクゼロで始めるならBASEです。全くの初心者でもとりあえず体裁を整えることが可能です。しかし、ここからの一手間がノウハウで、売れるサイトにするには苦労が絶えません。8割の方は売れる前に挫折してしまいます。それは、楽天市場やAmazonのように百貨店、もしくは家電量販店で商品を売る設計になっていないからです。仮に上記サイトだったとしても、競合比較され同じ商品であれば安いところから買われ、売り上げが上がらないという現実に直面します。
そのため、SNSでの連携やプロモーション、Webマーケティングといった要素が必要になってきます。ここからが本番ですね!では、また次回以降、現場感をお伝えしていきます!ありがとうございました。